ずっと履きたい「dansko」のお手入れ
- Jun 30,2025
- FASHION
ついつい手に取ってしまう、履き心地のよさが魅力の「dansko」。油脂加工を施したオイルドレザーは、撥水性に優れていて、少しの雨なら気にせず履ける頼もしさ。お天気を選ばす活躍してくれる一方で、気になるのが日々のお手入れです。きちんとケアをすれば、風合いを保ちながら、もっと長く、気持ちよく履き続けることができます。今回は、実際にスタッフが愛用している一足を使って、簡単なお手入れ方法をご紹介します。
【お手入れ前】
表面が全体的に白っぽくなり、シワも目立ってきた状態。オイルドレザーは油分が多い分、ホコリが付きやすいという特徴があります。白っぽくみえるのは、実はホコリや汚れが付着しているサインかもしれません。また、シワが目立つのは乾燥が進んでいる証拠。オイルドレザーは定期的に油分を補ってあげることで、しっとりとした艶が戻り、革本来の風合いがよみがえります。(左下:新品/右下:スタッフ私物)

①ブラッシング
まずは、靴用のお手入れブラシ(豚毛)で、表面や縫い目、溝に入り込んだ汚れをやさしく落とします。「サッサッ」と音がするくらいの軽い力で、甲からつま先へ、方向を変えながらブラッシング。ソールの境目や、かかとの裏も忘れずに。ブラシがない場合は、水で湿らせた柔らかい布を固く絞り、全体をやさしく拭いてください。

②汚れ落とし・保湿に。革を守る専用コンディショナー
danskoのオイルドレザーには、保湿性・防水性を兼ねた専用のBEESWAX CONDITIONER(蜜蝋コンディショナー)を使うのがおすすめです。まずは目立たない部分で色の変化が出ないか確認してからスタート。少量をやさしく全体に伸ばすようになじませていきます。足りない時は少しずつ足しながら、ムラなく丁寧に。塗り終わったら、風通しのいい日陰で半日ほど休ませてあげてください。


③仕上げのブラッシング
オイルをなじませた後は仕上げのブラッシングを。乾いたら、豚毛などの靴用ブラシで全体を優しくブラッシングします。これによってオイルが均一に広がり、細かい部分にもなじんでくれます。

白っぽさがやわらぎ、シワもなめらかに。履く人の足にしっくりと馴染んでいく様子が感じられます。日々のお手入れには①ブラッシングだけでも十分。①~③までのフルケアは、月イチくらいでやるのがちょうどいい感じです。(左下:お手入れ後/右下:お手入れ前)

「雨の日は履けますか?履いた後のお手入れは必要ですか?」
撥水性のあるオイルドレザーは雨の日でも安心して履けます。ただし、履いたあとはしっかりメンテナンスを。まずは通気性のよい場所で外側も内側もよく乾かすことが大切です。通気性の良い場所に置いて外側、内側をよく乾かしてください。市販の靴用乾燥剤を使うのもおすすめ。革本来の風合いを取り戻すために、完全に乾いた後は①〜③の手順でお手入れしてください。
お手入れを重ねるほどに、靴との時間も愛おしくなります。ぜひ皆さんも試してみてくださいね。
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