まだ暑さの残る夏の日。けれど、風のなかに秋の気配がふとまじる。そんな季節のあわいに、呼吸するように色とりどりの衣が並びます。

ヂェン先生の日常着展 「季節のあわいに たゆたう布」
2025年8月9日(土) ～ 17日(日)

台湾・台北近郊を拠点に衣をつくる、鄭惠中（ヂェン・ホェヂョン）さん。長年、伝統のかたちを現代の暮らしにそっと重ねるように、「日常のための服」を丁寧につくり続けています。風をよく通す麻、素肌になじむ綿。鮮やかでいて、決して浮かない、まとう人の佇まいを引き立てる色。日々によりそい、食べる、働く、動く、休む─ 何気ない動作を、心地よく、美しく包んでくれる服です。この季節の空気とともに、ぜひお楽しみください。

今回の展示では「惠中布衣文創工作室」の日常着を、台湾から丁寧に届けてくださる”ANANDASIA（アナンダジア）”の松野さんが、8月9日(土)～11日(月)の三日間、在店されます。日常着の成り立ちや、台湾での物づくりの背景など、たくさんのお話を聞ける素敵な機会です。どうぞお気軽にお声がけくださいね。

また、展示にあわせて、ひとときの余白をお楽しみいただける企画もご用意いたしました。詳細はブログにてご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

【出店】
8月9日(土) しゃおしゃん焙茶工房「あわいの茶會」※予約制
8月16日(土) マザー食堂「豆花とひとやすみ」

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。