盛岡 / kasi-friendly
10月3日(金)~10月12日(日)10:00~19:00
作家在店日 10月12日(土)、13日(日)
鎌倉 /古民家スタジオ イシワタリ
10月4日(土)10:00~19:00、
10月5日(日)10:00~16:00
作家在店日 10月4日(土)、5日(日)
蟻の日常着[温故知新シリーズ]HAKAMA Pants 2014 秋冬限定素材(5色)と
定番シリーズ(全7色)の展示受注会。
その他、ホームスパン作家の「田中祐子」の盛岡ツイードを使用した[温故知新シリーズ]
coromo、ホームスパンユニット「määmää」の生地を使用したバブーシュやバック、田野畑村の裂き織り工房「ハックの家」の生地を使用したバックなども並びます。
今回は盛岡、鎌倉の同時開催となります。
鎌倉市長谷の由比ヶ浜通りにある築120年の「古民家スタジオ イシワタリ」
ドラマのロケで使用されることもある趣のある佇まいが素敵な古民家です。
イベント当日は『kasi-friendl』の世界観も交え、冷え取り靴下や関連グッズ、HAKAMApantsとコーディネートしやすい着心地の良い天然素材のお洋服、寒い季節には大人気のmeri ja kuuのシルクウールレッグ&ウォーマー、シルク100%のボディーウォーマ、planeta organicaの布ナプキン、などの厳選したアイテムをご紹介します。
また「マーマーな農家」でも紹介された風土農園さんの南部白目大豆、吉田さんの山ぶどう入り葡萄ジュースなど、岩手の美味しいものもご紹介します。※盛岡では随時お取り扱いの商品となります。
【同時イベント】
北海道産小麦100%使用、シンプルな製法にこだわった優しいパンをつくっている西荻窪の人気のパン屋さん。美味しいパンが並びます。
*シグナレス珈琲
宮沢賢治の童話がその名の由来の「シグナレス珈琲」岩手のイベントを中心に出店しています。深入りを主とした自家焙煎の珈琲と、焼き菓子の販売です。
ヤドカリショップ11 「HAKAMA展」 ものをつくるひと / 西條美子さん
着心地とシルエットで回を重ねるごとに人気の“HAKAMA Pants”その素材の魅力と制作への思いを聞いてみました。
蟻の日常着「温故知新」シリーズのなかの一枚として2010年のヤドカリショップ4でスタートしたHAKAMA Pants。
「いままでの暮らしに根ざした“衣”から学び、現代の日常に添う“衣”を提案していく第一歩として、日本の“衣”から幅広い年代、体型を問わない、季節を通じた重ね着、日本の色に着目して4つのスタイルを提案させていただいた中のひとつでした。
着られる方、それぞれの生活に馴染んでいく過程を楽しんでいただけたら嬉しいです」と西條さん。
長く着続けられる“日常着”として、扱いやすさや肌触りの良さも大切にしています。
「麻は通気性に優れて一年を通して活躍する素材です」静電気が起こりにくい麻は、汚れもつきにくく、お洗濯にも強い。水洗いしたあとは少しゴワゴワとしたナチュラル感がでるのも良いところ。
「毎年定番のラミーリネンは麻のなかでも特に丈夫な素材。光沢と張り、麻らしいシャリ感があります。表面をふんわり起毛させた雰囲気のあるリネンウールはリネンの爽やかさとウールの温かさがミックスされているので、春まで着てもらいたいです」
基本はチャコールや生成など落ち着いた色。そこに瑠璃色や煉瓦といったきれいな色が加わることで、暗くなりがちな冬のスタイルにも程よいアクセントに。
ボリュームを抑えた落ち感のあるシルエットはスカート感覚で合わせることができ
足さばきも良いので、サラリと着こなせます。トップスをコンパクトにまとめるとバランスが良く、コーディネートの幅も広がります。
工房蟻の提案する「日常着」、きっと毎日着たくなるはずですよ。
【profile&information】
工房蟻 サイジョウヨシコ
大学で染織を学び、友人と二人でオリジナル衣装の制作をスタート。
1999年からはひとりで「工房蟻」を立ち上げ、中津川を見下ろすアトリエで布にまつわるモノづくりを続ける毎日。期間限定の実験店舗「ヤドカリショップ」や手作りの楽しさを伝えるワークショップ「お台所工房」も主催。
http://koubouari.blog136.fc2.com
そして、今回は岩手県内の作家さんの生地を使ったcoromoやバック、バブーシュも販売。手仕事のあたたかさをお手にとって感じていただければと思います。どれも一点ものとなりますので、どうかお見逃しなく!
ホームスパン作家 田中祐子さん
1980年に「羊の花工房」を開設。
製作のほか、ホームスパン教室、手織り、草木染のワークショップもおこなっています。
“盛岡ツイード”はウールの紡績糸を秋冬の深い色合いに染色し、織られた毛織物です。手織りの暖かさややわらかさをもっとたくさんの人に感じて欲しいと2012年にスタートしました。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~homespun/
mää mää (メーメー)さん
盛岡市在住の木村加容子さん(紡ぎ)、木村つぐみさん(織り)からなるユニット。
伝統あるホームスパンのよさを受け継ぎ、羊毛を時間をかけて、ていねいに、手紡ぎ、手織りしています。“ホームスパンを身近に感じていただけるように”、“手にとっていただいた方があたたかな気持ちになれますように”をコンセプトに製作しています。
ハックの家
1996年に福祉作業所ハックの家を設立。
裂き織りは江戸時代から、東北地方で織られていたリサイクルの織物です。ハックの家では「花咲き織り」と呼んでいます。絹の古布を細く裂き、一部草木染めをして、よこ糸に使用しています。 個性派ぞろいのメンバーが織り上げた布が、不思議な魅力のバッグや洋服に変身していきます。