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2020.01.08 Update
冬の冷えとり NO.1
冷えとり健康法 ”きほんのき”
冷えとは冷え性のことではありません。下半身が冷たく、上半身が熱い状態=冷えです。冷えがあると血管が縮み、血のめぐりが悪くなります。血液はからだ全体の細胞に栄養分と酸素を供給し、老廃物を運び去る働きをしているのですが、血のめぐりが悪くなると、必要なものは入ってこないで、いらないものは出ていかなくなるという状態になってしまいます。すると、細胞や内臓の機能が狂ったり、免疫力が低下し、不調や病気として症状が現れます。この万病の元である冷えを取り除き、健やかな毎日を過ごせるよう考えられたのが「冷えとり健康法」です。
不調の元凶である冷えをとるためにやるべきことは、基本的には、次の三つです。
●頭寒足熱を心がける
冷えとりの目的は、下半身を温めて冷えをなくし、体の自然治癒力を向上させること。半身浴や足湯、靴下の重ね履きをし下半身全体を温めます。
-半身浴
思いたったら、すぐに始められるのが半身浴。下半身だけを温めて頭寒足熱の状態をつくり、体全体の血のめぐりをよくします。ゆっくり浴槽につかると体の芯まで温まり、気持ちもほぐれます。
*高陽社 パインハイセンス 缶2.1kg:3,300円、個装50g:110円 パインニードルオイル(松葉油)を配合し、保温効果を高める 数種類の成分でつくられた弱アルカリの薬用入浴剤(医学部外品)です。 お風呂上りでもすぐに冷えてしまうことが多かったのですが、 パインハイセンス保温効果抜群でよく温もりが持続します。
-足湯
半身浴ができない時は、足湯だけでも頭寒足熱の状態がつくれるので十分”冷えとり”の効果があります。ぜひ気軽に取り入れてみてください。
*草ノ箱 foot soak 12P:1,980円、6P:1,100円、2P:385円 タイの伝統医療をもとにハーブだけを組み合わせて作った本格的な足湯用入浴剤です。 足湯をすることで全身の冷えの緩和が期待できます。 ふんわりと漂うハーブの香りが気持ちも和らげてくれます。
- 靴下の重ね履き
靴下を重ねて履くことで、少しでも半身浴に近い状態を保ちます。柔らかな天然繊維が、温かい空気を抱き込むので、たくさん重ねるほど、足がほどよい温かさに包まれ心までゆるみます。
*KARMAN LINE 冷えとり靴下 コットン4足セット:4,620円、ウール4足セット:5,280円 4足重ね履きの冷えとり靴下のセットです。 冷えとり靴下でも足元をすっきりきれいに見せるため、 極限まで細かな目で丁寧に編まれています。
エコでクリーン、節電にも一役かってくれる湯たんぽは、冷えとり生活の強い味方です。コードレスだから移動も簡単。おやすみの時はもちろん、デスクワークの際などにもおすすめ。足元をじんわり温めてくれます。
*弥満丈製陶 湯たんぽ 2,954円 保温性の高い高田の土を用いた陶器製の湯たんぽは冷めにくく、 じんわりとした温かさが長時間持続します。 高田焼に使われる土に含まれる珪素は、熱を加えることで 遠赤外線を発し、水分を奪うことなく体を芯から温めてくれます。
●腹八分目の食事
食べ過ぎると血中のコレステロール値が上がり、血液は粘っこくなって流れにくくなります。コレステロールは体の各所、血管の壁にたまり、血液の通る空間は狭くなります。冷えと重なれば、さらに血管は縮み、血のめぐりが悪くなってしまいます。食事はよく噛んで、食べ過ぎないことが大切です。
●心をおだやかに心配しすぎない
病は気からと言われるように、心の毒、いわゆるストレスが体に悪影響を及ぼすことは経験的に知られています。イライラしたり、クヨクヨしてストレスがあると、頭に血がのぼって足元が冷え、内臓が血行不良になってうまく働かなくなってしまいます。*冷えとりでいう毒とは、生きていれば毎日体に溜まっていく、体に有害無用なものの総称です。
この原則を守って生活を続けると、個人差はありますが、自然治癒力が活性化し、結果的にあらゆる体の不調を取り除くことができるのです。冬は空気が乾燥して風邪をひきやすい季節。いっそう足元を温めしっかり冷えとりしましょう。