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2016.11.13 Update
秋の冷え取り朝食会2016 / ご参加ありがとうございました。
今回もたくさんのお申込み誠にありがとうございました。
「冬は腎臓の毒出しの季節」
進藤義晴先生の東洋医学では、冷え取りで体をあたためる場所を2つ挙げられています。
ひとつは下半身。
これはみなさん実践されていることと思います。
もうひとつは背中。
つまり腰のすこし上のところにあたる腎臓の部分です。
腎臓は毛細血管が張り巡らされてできており、腎臓の血流が悪化すると腎臓の働きが弱まります。
体を冷やすと一番最初にダメージを受けるのが腎といわれ、血液をろ過し、不要な水分や老廃物を尿として排出したり、血液中の毒素を取り除く働きが悪くなります。
腎は冷えに弱く、抜け毛、精力減退、生理痛にも関係しています。
特に髪がやせてきたり、抜け毛が増えるのは、血流が滞っている証拠。
夏に冷たいものばかりとって体を冷やす生活をしていると、てきめん秋に抜け毛が増えたりするのだそうです。
今回の朝食会のメニューはこちら。
7回目の朝食会ですが、初めてのカレーでした。
1 ・ welcome tee
黒糖葛湯でお迎えです。
2 ・ 根菜温活カレー(銀杏で秋をそえて) ・ 100%自家発芽玄米
豆腐のお揚げ、人参、牛蒡、蓮根、凍りこんにゃく、昆布、サトイモ、玉ねぎ。塩麹で味付けしてからカレースパイスと混ぜるのだそうです。とても体が温まりました。
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3 ・ 2016年は国連定める「国際豆年」3種の豆とくふやヨーグルトのサラダ。金時豆、小豆、赤えんどう豆。
4 ・ 小松菜、新潟小松菜、合盛りに酢と醤油とアマ二シード(オーガニック)、焼き煮干し1つ
5 ・ 大根いろいろ
6 ・ きのこ汁
舞茸、椎茸、えのき、エリンギ、ぶなしめじ、ぶなぴー、なめこ、ネギ。オリーブオイルで軽く炒め、鰹節だしと醤油仕立てで。
鶏だしなのかと思うほど、根菜を軽く炒めたときのオリーブオイルと、きのこのうまみがとても美味しかったです。
9 ・ 煮りんごとタイガーナッツ(カヤツリグサ」という植物の地下茎にできる塊)
紅玉と、牛蒡の14倍とも言われる食物繊維が豊富のタイガーナッツの組み合わせ。
9 ・ 鉄瓶で沸かした白湯
今回も4つのテーブルに白湯を置き、鉄瓶を取り替えてそれぞれの鉄瓶の味を楽しみました。
くふやの平井久美子さんは、
特別に腎に良い食材やお料理のメニューというより、血の巡りを良くする、というところで、季節ごとの自然の流れにそったものを食べ、体をあたためる根菜類や土の中の野菜、海の下にある海藻類や玄米をつかった、昔ながらの調理法でご提案くださいました。
すべてのレシピはその場で惜しみなく教えていただけます。
ちなみにル・クルーゼで焚く玄米は、3日間水に浸し、発芽させたもの。発芽しようとする玄米の力に栄養素がとても多く含まれているのだそうです。
お米と同量の水で焚き、別の鍋に移し冷蔵庫で寝かせた後、また同量の水で焚くとのことで、その手間こそが、くふやさんのもちもちの玄米の美味しさの秘訣なのですね。
次回の冷え取り朝食会は、来年の5月を予定しております。
はじめての方もお気軽にご参加お待ちしております。
◎くふや(EATING GALLERY)
住所 / 盛岡市紺屋町5-14 ギボーシプラザ 1F
電話 / 019-654-2322
営業時間 / 11:30~21:30 (日曜日のみ20時まで)
11月25(金)~28(月)日の4日間は毎年恒例の「新米ごはんの塩結びできのこ大会」が始まります。
尚、ご予約・お問合せについては、直接「くふや」さんにお願いいたします。