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2015.04.18 Update

「ウチとソトと」トークイベント ”ヒトトナリ” に参加しました。

イベント「ウチとソトと」のトークイベント “ヒトトナリ” に参加してきました。

 

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Cosmic Seed の田村さん、野菜料理人のフジワラチエミさん、そして田村さんの奥様でもある、太陽と月のyoga主催の佳世さんをナビゲーターにお話しは進みます。

 

食と食をささえる農について、生産者、料理人、そして私たち消費者、それぞれの立場から考える。とても濃密な時間でした。

 

 

食に厳しいお母様の元で育ったチエミさんは、高校生の頃にはお仕事をするお母様に

かわり夕飯づくりを担当。それを不満に思ったこともあったそうですが、日々食事をつくるうちにだんだんと楽しい気持ちが大きくなってきたそう。そして、お子さんが生まれ「何をどう食べるかは、心と体の成長に深く関わるもの」だと強く感じるように。

 

大切にしていることは「強い生命力をもった野菜ときちんと向き合う」こと。極端な話をすれば、野菜の名前も知らなくていい。どんな味か、どんな香りか、しっかりとした素材の持ち味をいかすことを一番に考える。

 

だから、お料理をする時の気持ちはいつもフラットに。おかあさんの作るお弁当が冷めてもあたたかく感じるのは作るひとの想いがこもっているから、そんな気持ちで食材にむかいます。とおっしゃっていました。

 

 

田村さんからは、いかにして在来種を残していくかというお話も。

在来種は同じ種の中からより良いものを選び、何代も時間をかけその土地に合うように育てられたものなので、肥料や農薬に頼りすぎずに栽培ができて、種を採れば毎年生産することができます。

 

ですが、一般に流通しているのは人為的につくられたF1種。均一に育ち、出荷できるので、高齢化で人手の少ない農家にとっては、仕事を減らし収入を増やす意味もあり、今の社会のニーズにもあった種ともいえます。

 

生産者の生活は消費者に、消費者の生活は生産者に支えられています。単純に在来種が良いとか、F1種が悪いというのではなく、ベクトルは違っても多様性を認めることも大切だと思います、と。

そして最後には「在来種、自然栽培という言葉に頼らない。おいしい野菜をつくります!」とおっしゃっていました。

 

 

あっという間の1時間半、、、

農家さんが持続可能な農法に切り替えるには、私たちの需要と密接に関係していること。

「農」と「食」それぞれの立場でいのちをつなぐ人がいること。

私たちもその自然の循環の一部であること。

おふたりのお話を聞いて、また違う視点から暮らしを考えることができました。

本当にありがとうございました!

 

 

 

 

 

◆田村和大 / 種継ぎ百姓 Cosmic Seed 代表

2011年3月より固定種・自然栽培に取り組む。東日本大震災時、物流が止まり種や農業資材などが手に入らない状態に現代農業の危機感を感じ「自ら栽培する野菜の種は自家採取する」、「自然に寄り添った栽培に取り組む」を意識して百姓をしている。 ホームページ → 

 

◆フジワラチエミ / 野菜料理人

独創的な野菜料理で、太陽と月のyoga での朝ヨガ朝ごはん、ケータリング、結婚式、レセプションなどで、活動の幅広げている。5月中旬には盛岡市紺屋町に、岩手の野菜をつかった、からだに優しいお弁当とお惣菜のお店「Cafuné」をオープン予定。また、店頭ではcosmic Seedさんの固定種、在来種のお野菜も並びます。

 

◆田村佳世 / 太陽と月のyoga 代表

自分自身の内側に幸せ・喜びを見つけるため、yogaを学び始める。南インドのアシュラムにてsivananda yogaを700時間以上学び、岩手県中心にクラスやワークショップ等行い積極的に活動中。 ホームページ →